不定期小説 白猫みぃE
14/10/10 23:47
今日も男ゎ出掛けておる。
が、
抜け道が開いておる。
そろそろ集会に顔を出さねば知り合いも居なくなる頃じゃ。
あたしが居なくなればあの男ゎ慌てるじゃろか?
まぁ2、3日で戻って来ようて。
こんなに旨い物が喰えるとこもそぅゎなぃからな。
久しぶりの外ゎ気持ちが良いのぅ。
『ブオォーー!! キキーーッ!!』
!!! しまった…
ん?
あたしゎ空を飛んでいるのか?
下に車が見える。
潰れた白い猫…
…そうか。
あたしゎ車に轢かれたのだな
あたしゎ死んだのか…
まぁ、呆気ないものだな…
人間がたくさん集まって来た。
あたしの死体ゎ辛うじて白猫と解るくらいだ。
あの男もやって来た。
あたしの死体を抱き抱えわんわんと泣いている。
そんなに泣くでない…
空を漂いながら考えていた。
あたしが死んで悲しむのゎあの男くらいかもしれぬ。
この世に未練ゎないが
あの男にゎ悪いことをした。
あんなに旨い物を喰わせてもらって、あたしゎ引っ掻いてばかりだった。
猫族と言え、恩知らずと言うわけでゎない。
そう言えば昔 集会で、
『月は一度だけ願いを叶えてくれる』
と聞いたことがある。
今宵ゎ満月か…
どんな願いでも叶えてくれるのだろうか?
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